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2019年11月 2日 (土)

下手な創作は見るに堪えない。修行してから出直すがいい!

Halloween2019_1
Halloween2019_2
多摩センターのハロウィンにて
写真提供:柳和雪

先日のブログ記事で、創作は世界観が大切だということを述べた。

作者は1枚の作品でもキャラや背景だけでなく、その作品が持つ世界観を広げることが大切であり、観ている者もまたその作者が込めた世界観を感じ取る意思を見せなければならないと。
残念ながら、創作活動に興味のない方々は、そもそも頭の中に世界観を広げる下地が弱いのか、美麗な作品を見てもその表層だけをすくい取って終わりにしてしまう人が多い印象を受ける。

それでも、表現者となれば、その世界観を存分に描き出し伝える努力に努めねばならない。理解者は必ずいるのだから。

 

10月の終わりと言えば、日本でもすっかりと恒例行事となったハロウィンがある。今では有名となった渋谷や池袋・川崎だけでなく、小さな商店街のイベントとしてもあらゆる地域で開かれるようになった。
様々な仮装した子供たちやカップルなどを街中で見かけた人も多いだろう。その流れに乗って、読者自身が仮装体験した人もいるのではないだろうか。
そういう筆者も、今年は初めて人間ではない姿でハロウィン会場を練り歩いてみた。今まで、カワサキハロウィンなどで手の込んだ衣装を着こんだ人たちの写真は多く撮っていたが(過去記事にそれらが掲載されている)、自分が何かになるのは初体験だった。

そこで感じたのが、『世界観を表現する壁』だったのである。

壁だなんて大袈裟な、と思われる方もいると思うが、壁と言えるほどに難しさを感じたのである。
ただゾンビメイクしたり、ドンキで買った衣装を着こんで仲間と連れ添いながら写真撮り合っていれば楽しめる、そういう感覚でいれば壁なんてそもそも生じるはずもなかったのだが。もちろん、そういう楽しみ方もあるだろう。
しかし、頭の中に世界を広げてしまう人間としては壁が立ちふさがり、また消化不良としか言えない立ち振る舞いに終わった。

祭りの空気に浮かれ勇んで臨んだところもある。それだけに、そこから受けた壁の反発力は強力なそれだった。

キャラ(と言うべき?)を動かすうえでそのしぐさや言葉というのはキッチリと頭の中で確立していないとダメなのだなと。その辺の細部がイメージできていないと、ナチュラルに動けないしぎこちない動きになりがちだ。難しさと甘さを実感したハロウィンである。

だからこそ、改めて世界観を演出する大切さ、世界観を広げていく努力、その点に気が付かされたのである。

ただ子供たちに衣装を着させて写真を撮って楽しむスタイルなら気にする必要もない。
しかし、自分が背負ったモノは一つの世界なのだ。そこを充分に意識して作り込む感覚をもたないまま臨んだのは完全な失態としか言えないだろう。

観ている者も、目の肥えた人間がいたはずだ。下手な小細工など通じはしない。
観ている者は、そのキャラから発せられる世界をも楽しんでいるのだから。

そこが終わってからしばらくしてじわじわと感じている。
なんだかもどかしい気分でこの記事を書いている。

これからもし、何かになろうとする人が読者の中にいるのなら、十分に世界観を意識して取り組んでほしい。

外に対して表現するというのは、観ている存在がいるのだから。その存在を忘れていては満足できる世界は広がっていかないだろう。

 

 

 

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