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« 北陸旅行 2015年4月17日(1日目 駅前編) | トップページ | 画の奥に飲まれ、抉り出す ただ、感じるままに ただ、衝動的に »

2015年6月14日 (日)

商業がのっっったりとしているなら、同人が突き進んでやるしかないだろ?!

5月末日、唐突にやってきた高橋己詩からのDM。
それは、「おっす!」と馴れ馴れしく悟空気取りに挨拶してくる割には個人的には悩ましくも感じ取れる内容だった。
簡単に説明すると、創作家さんたちとの交流会であり、文学フリマなどの文章系同人誌即売会によく出ている人たち集めて、「参加してみてどうよ?」「今後、どうすんべ?」と議論し合う場を設けたそうだ。
意識低い系アラフォー男子のKKも、直近で本当に意識高い系で頭の切れる人たちとの交流があっただけにこの手の場へ出ることに引け目を感じているタイミングであっただけに躊躇いは生じたものの、なんだかんだでその会合に参加してきた。

会場は、渋谷駅すぐの「カフェ・ミヤマ」。そこのレンタル会議室。
参加者は途中参加も含めて9人。
年齢は20歳の現役大学生からアラフォーまで。たぶん、平均は30歳くらい(見た目判断)。男女比は男 6:3 女.。自分が一番文フリ古参になっていた。あとは、比較的参加歴が浅い人が多め。好きな作家は、ドフトエフスキーや舞城、町田康や恩田睦、更にはソローキンやヴィリエ・ド・リラダンなどの名前が上がっていた。わりかし難い読書家たちが集まっていたのかもしれない。
以下、そこで俎上に乗った議題の内、印象に残り特筆したくなったものをここに記しておこうと思う。

〇文学フリマ100都市構想
高橋己詩が切り出した話題。
そこからの、文学フリマ 荒川の土手。もしくは、文学フリマ 商店街
高橋己詩のホームである荒川でもという声から、KKの頭に思い起こされた「荒川フォークフェス」という単語。ご存知、荒川の土手で行われた手作り感覚の超小規模フォークフェスである。
つまり、荒川の土手でイベントをやれば面白いのでは? という、本当に思いつきをそのまま口にしてみたら、意外とみんな乗ってくる。
野外でのフリーマーケットなら幾らでも見かけるが、野外での同人誌即売会などはあったのだろうか? そういう意味では注目度も高く面白い試みと感じられるが。
問題は、もちろん天候に弱いこと。急な雨で中止になる可能性も。

文学フリマ 商店街は、神坂氏の発案。
その名の通り、商店街で即売会を開く。特定の建物のみでなく、空き店舗をうまく活用して商店街全体で開催。広場でイベントを開くのも面白い。
パン屋や雑貨屋の横に何気なく置いてもらうという試みもいいかも。そうすれば、商店街全体を巡れる仕組みにもなれるだろう。
街の公民館は安く借りれるという意見も。公民館が商店街すぐの距離なら、公民館を拠点にもっと幅広い試みができるのではないだろうか。

商店街の場合、個人的に興味深いのは、空き店舗活用。通常の即売会だと広い会場に机の半分を間借りしたスペースだが、商店街ならうまくいけば居抜きで実際のお店を丸ごと使えてまさにお店を経営している感覚になるのでは?

・上記二つでのポイントは、『文学フリマを知らなかった人間でもふらりと入ってくるという点』である。それまで即売会という存在を知らなかった、知っていても気負いしていけなかった人などでもふらっと向かえる。文学フリマの入場者伸び悩み問題に一石を投じてくれるのでは。
超文学フリマが失敗だった(なかったことにしたい)という意見も若干耳にするが、あれはあれでそれまでに交わらなかった客層との接点を持ついい機会であったとも感じている。特に、読者層が若いラノベ層にとっては本来は滅多にないチャンスだった。だからこそ、これらの構想は普段同人誌界隈と交わらないが読書はしている層に訴えかけるいい機会になるかもしれない。
また、100都市開催となると中にはこういう変則的開催方法もあっていいと思う。以前、文フリ代表と、「文学フリマ 鎌倉は面白い、寺でやれたらもっと面白い」というような内容の会話をしたことがある。こういうその土地ならではの開催方法も取り込めていけると、即売会として、また今後の同人誌の売り方としても幅が広がり興味深くなるのではないだろうか。

〇同人誌、ならびに小説そのものの流通形態改革

何の流れだったかは忘れたが、話は現状の商流に関して触れることに。それは、同人誌だけに関わらず、商業における販売経路や現状の売れている(とされる)作家さんの態度や動きなども含まれた。
皆、文芸同人誌の売れ行きに関しては抱えているものがある証拠でもある。

商業上で見られる現状の売り方で先細りしている文芸部門に先があるのかどうか。
こんなモノは幾らでも討論されて無数の答えが出尽くされているのだろうが。しかし、もう2000年代から話されている割には2015年現在で瞠目すべきアイデアが飛び出ていない印象も受けるのも事実。
会議では、完全に新たな商流を生み出した方がいいのではという意見も出ていた。

そもそも、文学フリマそのものが文芸商流のオルタナティブな場として設けられたのが起源。同人誌という自由を帯びているのだから、もっと実験的に大胆な売り方を見せていいのかもしれない。
本の作り方、実際に会場での展開の仕方・売り方、だけでなく、その前の宣伝方法から更に本を作る前の段階からの活動内容に至るまでもっと実験的に大胆に攻めてもいいのかもしれない。ネット社会・ソーシャル社会が主流と言われた昨今、気軽にお手軽に様々な取り組みがしやすくなったからこそ、我々は新しい動きを求められているのだと思う。文芸という伝統に霧のような安堵感に縋り付いているようでは、いつの間にかそのまま霧散してしまうかもしれないのだ。その幻影の安堵感から離れ、茨の実験をドンドンと繰り出さなければ。
是が非でも昔からのスタイルを貫きたいという方は仕方ない。しかし、変革は常にどの世界でも求められているのも事実ではある。
そんなことをKKは感じさせられた。

 

他にも、様々な議論が繰り出されたが、一部非公開だからこその意見も出ていたので、ここに記するのは控えておこう。
なにやら、次回の動きもあるようだ。
そして、このような動きはもっとさまざまな種類の人が色々な場所で開いてもいいと思う。
なにせ、我々に求められているのは大胆な実験なのだから。

さて、次はどのような議論になるだろうか。楽しみである。

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