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2010年2月13日 (土)

戦場でワルツを 鑑賞

戦争映画が好きである。
好きな映画を上げろと言われれば、真っ先に上がるタイトルの一つに「地獄の黙示録」が含まれる。
しかし、なぜ戦争映画にこれほどまで興奮するのだろうか?

戦争という悲惨で残酷な非人道的体験を見つめつつ、平和とは何かを改めて感じ取りたいから?
人が死ぬシーンを観て逆に非道な感性をあらわにし、興奮の極致に狂いたいから?

どちらでもあり、どちらでもない。
とかくと、人間性を疑われそうだが。

簡単に書くと、決して体験できない事柄を映画という表現で体感して(したつもりになって)普段は味わえない感情を疑似体験したいから、恐らくはこれなのだろう。
戦争映画とは、特に特異な感情が映像から襲っていて、自身を何とも言えない不安と興奮が入り混じった快感でもあり不快でもある心境に陥れる。
その気持ちを味わうために映画を観ているのかもしれない。

その意味では、この「戦場でワルツを」という映画は秀逸である。
まず、なによりもアニメーションという表現方法を選んだこと。
色調が濃い独特の絵柄なのに、主人公を含めた登場人物全体の感情起伏があまり見受けられず、どことなく冷たくも感じさせられた。フラッシュアニメなのか、動きもなにか自然なようで不自然なところが、監督が曖昧な記憶を求めている様と重なりいい味を出していると思える。現実の話なのであるが、監督の「記憶が欠けている」というポイントがある限りではどことなくフィクションな色合いが滲んでいる。それだけに、現実的な表現は逆にどことなく嘘くさくなっていたかもしれない。
そして、ヘタに戦争とは何かという主題を押しつけようとしない表現スタイル。
追いかけているうちに自然とこれまでの体験はなんだったのだろうかと考えさせるスタイルがいい。
そして、その過程があるだけに、ラストの映像が意味を持つのかもしれない。

戦争映画だからとかそういう意味では勧めない。
冷たい不安定な感情を求めている人は観に行くべきだろう。

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